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ニュースリリース


闯贵贰スチール株式会社

コイル製品仓库用スマート运用自动クレーンの全社展开を开始
~作业スケジュール?製品配置の最适化による出荷能力向上を実现~

当社はこのたび、コイル製品仓库の荷役设备である自动天井クレーン(図1)のスマート运用システムを开発し、全社展开を开始しました。本システムを导入し、作业スケジュールおよび製品配置を最适化にすることによって、出荷能力の大幅な向上を実现しました。

製鉄所にて製造されたコイル製品は、梱包された后一时的に、出荷岸壁近くの製品仓库に保管されます。出荷日になると製品仓库からクレーンによって搬出され、运搬船やトラックに乗せられて、お客様に向けて発送されます。製品仓库からのコイル搬出作业は、多くのクレーンが并行して动く极めて复雑な操业条件下で実施されるため、従来は、クレーンのオペレーターが、出荷状况を画面等で确认しながら、コイル製品の出し入れ顺を判断せざるを得ませんでした。そのため、コイル製品の搬出待ち时间が発生し、出荷効率が十分上がらないケースがありました。

当社は、製品をお客様に遅滞无くお届けするため、荷役设备の操业効率向上に取り组んできました。特に、製品仓库クレーンの运用は、出荷効率に直接影响を与えるため、スマート运用システムの开発を最重要课题として进めることにしました。

今回开発したスマート运用システムでは、「スケジューリングプログラム」(図2)によって、操业?出荷计画等をベースに作业顺を自动的に最适化することで、入出库作业の効率向上および无人化を実现しました。さらに、「スケジューリングプログラム」の机能の一つである「配置最适化机能」(図3)によって、手待ち时にコイル製品を理想的な配置に并べ替えることで、别のコイル製品が上に乗ってしまっている场合に発生する掘り出し作业を低减し、入出库の待ち时间を大幅に削减することが可能となりました。本システムは、3段积みのコイル仓库や、荷さばき场がなくスペースに余裕がない仓库に対しても适用することができます。

2020年10月までに、西日本製鉄所(福山地区)のコイル製品仓库で稼働する自动クレーン6基に、本システムの导入を完了しています。これにより、これまで発生していたコイル製品の搬出时待ち时间が不要になるなど、出荷能力の大幅な向上を実现しました。今后は、本システムの全社展开を进めることで、出荷効率のさらなる向上を通じたお客様の満足度向上に努めていきます。

当社は、「JFE Digital Transformation Center」(『JDXC®』)を开设し、製造プロセスの颁笔厂(サイバーフィジカルシステム)化を进めるなど、顿齿(デジタルトランスフォーメーション、以下顿齿)を积极的に推进することで、革新的な生产性向上および安定操业の実现を目指しています。今后とも、製造现场におけるあらゆる分野の课题を、顿齿を通じて解决していくことで、持続可能な社会の実现に贡献してまいります。

 

【図1】コイル製品仓库内の自动天井クレーン

【図1】コイル製品仓库内の自动天井クレーン

 

【図2】スケジューリングプログラム

【図2】スケジューリングプログラム

 

【図3】配置最适化机能

【図3】配置最适化机能

本件に関するお问い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株)総務部広報室 TEL 03(3597)3166

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