ニュースリリース
闯贵贰スチール株式会社
平成29年度 优秀省エネルギー机器表彰をダブル受赏
~「焼结机点火用2段燃焼式ジェットバーナ」と
「自己排ガス再循环型ラジアントチューブバーナ」~
当社はこのたび、平成29年度优秀省エネルギー机器表彰において、「焼结机点火用2段燃焼式ジェットバーナ」で资源エネルギー庁长官赏と「自己排ガス再循环型ラジアントチューブバーナ」で日本机械工业连合会会长赏を同时に受赏し、昨日、ホテルグランドパレス(东京?千代田区)にて表彰式が开催されました。
优秀省エネルギー机器表彰は、昭和55年度から毎年、优秀な省エネルギー机器の普及と省エネルギー机器の开発を促进することを目的に、一般社団法人日本机械工业连合会がエネルギーの効率的利用の推进に贡献した个人または団体を表彰するものです。
1.表彰名と受赏件名:
(1) 資源エネルギー庁長官賞 : 「焼结机点火用2段燃焼式ジェットバーナ」
(2) 日本機械工業連合会会長賞 : 「自己排ガス再循环型ラジアントチューブバーナ」
2.受赏団体:
闯贵贰スチール株式会社 (代表者名:代表取締役社長 柿木 厚司)
3.开発の概要:
(1)资源エネルギー庁长官赏
「焼结机点火用2段燃焼式ジェットバーナ」
高炉の主原料の焼结鉱の製造工程において、焼结反応を开始させるため、原料表面を1200℃以上に加热する必要があります。今回开発した2段燃焼式のジェットバーナ(デュアル闯バーナ)は、この加热に必要なバーナのエネルギー効率を高め、従来技术にはない大幅な省エネを达成できる加热技术です。 具体的には、2つのバーナを组み合わせることで、バーナ火炎の安定化と高速化を両立させることに成功し、加热面での火炎运动エネルギー向上による热伝达の促进によってエネルギー効率を向上させています。 本加热技术を仓敷地区の焼结工场に3件导入して、従来と比べて、燃料ガス使用量は约30%低减し、年间约2,100迟の颁翱2排出量の削减に寄与しています。
【図1 焼结プロセス概要】
【写真1 点火炉と开発した2段燃焼式ジェットバーナの火炎】
(2)日本机械工业连合会会长赏
「自己排ガス再循环型ラジアントチューブバーナ」
今回開発した「自己排ガス再循环型ラジアントチューブバーナ」は、鋼板の連続焼鈍炉で用いられる放射伝熱管(ラジアントチューブ)方式の加熱用バーナです。国内トップレベルの超低NOxバーナとコンパクトレキュペレータを組合わせ、NOx性能と省エネ性能の両立を図っています。超低NOxバーナは、チューブ内で排ガス再循環させる新発想の画期的な燃焼方式を適用し、燃焼中の火炎温度と酸素濃度を低減することができます。その結果、従来 排熱回収をするために燃焼用空気温度を上げると著しく上昇していた、NOx値を抑制することに成功いたしました。また排熱回収用に、非常にコンパクトなレキュペレータを採用し、既存の装置を容易に改造できるように配慮しております。本バーナは福山地区の2つの連続焼鈍炉に合計162基導入して、燃焼ガス使用量を12%低減、19t/年のCO2排出量削减を达成。今后も更なる适用拡大により、环境负荷低减に寄与していきます。
【図2および写真2 开発した自己排???再循环型???????????????】
【表彰式写真 资源エネルギー庁长官赏】
(前列左から)原主任部员、岩田主任部员、弟子丸西日本製鉄所长、村上部长
(后列左から)堀川主任部员、野中氏
【表彰式写真 日本機械工業連合会会長賞】
(前列左から)苅部主任部员、冈田主任部员、弟子丸西日本製鉄所长、田中部长
(后列左から)日本ファーネス 安室副社长、関口社长、北原课长
当社は今后も、お客様のニーズにお応えできる最先端の技术革新、商品开発に注力し、高効率化により省エネルギーを推进して颁翱2排出量の削减に贡献してまいります。