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闯贵贰スチール株式会社

衝突時の安全性を高める船舶用高強度厚钢板をLPG船に世界初適用

当社は、三菱重工船舶海洋株式会社(本社:長崎県長崎市、社長:横田宏、以下「三菱重工船舶海洋」)と共同で、船舶衝突時の安全性を高めることができる高強度厚钢板「KA32-HD20」および「KD32-HD20」(商品名:『 SAFEED セイフィード TM』(*))を新たに开発し、このたび、饭野海运株式会社(本社:东京都千代田区、社长:関根知之)が所有するアストモスエネルギー株式会社(本社:东京都千代田区、社长:増田宰)向け尝笔骋(液化石油ガス)运搬船に、世界で初めて适用しました。

船舶の衝突は、その积载物の流出により深刻な环境被害をもたらす悬念があることから、衝突时の破损リスク低减が求められており、特に尝笔骋船等の可燃性ガスを积载した船舶においては、破损リスクの低减が极めて重要です。破损リスク低减の方法としては、设计段阶で破损しにくい船体构造とするほか、今回のような衝突时の安全性を高める钢鈑を使用する方法が考えられます。

今回开発した钢板は、钢の化学成分および圧延条件の适正化により、钢板のミクロ组织を最适に制御することで、従来钢と同等の溶接施工性などを维持しつつ、同一强度の従来钢と比べて高い伸び特性を得ることに成功しました。叁菱重工船舶海洋での船舶衝突シミュレーションでは、本钢板を船侧外板に适用することで、衝突时に钢板が破断するまでに吸収することができるエネルギーを、従来钢を使用した场合と比べて2割以上向上できることが确认されています。本钢板は、一般财団法人日本海事协会(所在地:东京都千代田区、会长:上田徳)より「碍础32-贬顿20」、「碍顿32-贬顿20」として认証を取得しています。

本钢板の适用によって、船体构造を変えることなく、船舶侧面から衝突された际の破损リスクを大きく低减することができるほか、船体构造との组合せによりさらなる衝突安全性の向上効果も期待でき、尝笔骋船と同様に高い安全性が求められる尝狈骋船や原油タンカー等への适用も効果的です。

当社は今后とも、高机能?高品质な钢材の供给を通じて、船舶の更なる安全性、経済性、信頼性向上に努めるとともに、地球环境の保全に贡献し、お客様や社会の多様なニーズに积极的に応えてまいります。

(*) SAFEED : SAFE Excellent Ductility steel の略

 

【図1】船舶衝突の概念図

【図1】船舶衝突の概念図

 

【図2】开発钢适用船と同型船の断面図と适用范囲

【図2】开発钢适用船と同型船の断面図と适用范囲

 

【写真】开発钢适用船と同型船

【写真】开発钢适用船と同型船

本件に関するお问い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株) 総務部広報室 TEL 03(3597)3166

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