ニュースリリース
闯贵贰スチール株式会社
难加工部品用の成形技术を新开発
当社はこのたび、プレス加工が难しい难加工部品に适用できる、新しい成形技术を开発しました。この新技术は、通常二段阶でのプレス加工のうち、一工程目の形状を最适形状に设计することで、难形状部の加工を可能にします。また、软钢から超ハイテン材まで强度にかかわらず适用できるため、部品の性能やデザイン性の向上、軽量化に贡献します。
従来より二段阶でのプレス加工は行われていましたが、一工程目の形状设计は人の経験や勘に頼っており、难しいとされていました。そこで、今回新たに开発した技术では、一工程目の形状を论理的に算出された最适形状とし、二工程目の加工で製品形状にします。(図1)これにより、今まで钢材では加工できなかった难加工部品でも成形することが可能になりました。
この新技術の実用例として、エアスポイラー一体型の自动车用バックドアを試作しました。エアスポイラーは、気流をコントロールし、降雨時の後方視界の確保するためのバックドア用部品です。デザイン性も高いため、多くのハッチバック車の後部ガラス上端部に取り付けられています。しかし、張り出しが大きい形状のため成形が難しく、現状では樹脂製の別部品が取り付けられています。また、樹脂部品は高価な上に、鋼材とのつなぎ目で見た目を損なうという問題もあります。そこで、今回開発した新しい成形技術を適用し、鋼板からエアスポイラーを一体で成形することで、デザイン性が高く、かつ低コストなバックドアの試作に成功しました。(図2(b)、図3)
今后、この新技术の実生产への适用に向けて、お客様との共同开発を积极的に行なってまいります。
【図1 开発技术】
(a) 従来技術(一工程成形) | (b) 新開発技術(二工程成形) |
最适形状で成形(一工程目) | 部品形状で成形(二工程目) |
【図2 バックドア構造模式図】
(a) 従来のバックドア(中央断面模式図) | (b) 鋼製スポイラー一体型バックドア (中央断面模式図) |
【図3 スポイラー一体型バックドア试作品】