ニュースリリース
闯贵贰スチール株式会社
省资源型高耐热ステンレス钢『闯贵贰-罢贵1』が
第6回ものづくり日本大赏の経済产业大臣赏を受赏
当社はこのたび、「環境に優しい自动车づくりに貢献する省資源型高耐熱ステンレス鋼の開発」の功績により、第6回ものづくり日本大赏の経済产业大臣赏を受赏し、11月2日にザ?プリンス パークタワー東京(東京?港区)にて表彰式が行われました。当社の経済産業大臣賞受賞は、第3回から4回連続となります。
ものづくり日本大赏は平成17年に创设された表彰で、豊かな国民生活の形成に大きく贡献してきた「ものづくり」を着実に継承し、さらに発展させていくために、製造?生产现场の中核を担っている中坚人材や今后を担う若手人材など「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に优秀と认められる人材等を表彰する制度です。
1.受赏件名:
環境に優しい自动车づくりに貢献する省資源型高耐熱ステンレス鋼の開発
2.受赏理由:
今回の受賞は、環境対策の観点から、高温化する自动车の排ガスに耐えられる排気系部品として、希少金属のモリブデン(Mo)を使用せず、従来鋼と同等以上の耐熱疲労性と良加工性が両立可能なステンレス鋼を開発、実用化したことが高く評価されたものです。
3.受赏者:
中村 彻之 当社 スチール研究所 ステンレス钢研究部 主任研究员を代表とするグループ
4.开発の概要:
『JFE-TF1』(*)は、当社が開発した高耐熱性?高加工性を有する省資源型フェライト系ステンレス鋼板です。800℃を超える高温下での耐久性および、複雑な形状への加工にも対応できる加工性を兼ね備え、エキゾーストマニフォールドや触媒コンバータケースなど自动车の排気系部品に使用されます。
従来、このような耐热部品には、耐热性を向上させる特性を持つ惭辞を添加したステンレス钢板が主に使用されてきましたが、レアメタルである惭辞は価格が乱高下し不安定であるという课题がありました。これに対し当社は、铜やアルミニウムという元素の活用により、惭辞を添加する事なく惭辞添加钢と同等以上の耐热性を実现しました。また、优れた加工性も有することから、従来は2つの部品を溶接により繋ぎ合わせて製造していたものを、1つの部品として加工することで、部品点数や製造工数の削减に寄与することもできます。
(*)罢贵1: Thermal Fatigue 1 の略。热疲労特性が1番优れているという意味。
【写真】『闯贵贰-罢贵1』を使用した排気系部品(コンバータケース)
【写真】表彰式